「ぐりとぐら」あらすじと感想
「ぐりとぐら」は心温まるストーリーと美しいイラストで多くの読者を半世紀以上魅了している1月20日の誕生絵本です。
子供の頃に読んだ記憶が蘇る方もいるかもしれませんね。
あの頃、絵本の世界に夢中になった、純粋な気持ちを思い出させてくれる、タイムマシンのような絵本です️。
文・中川李枝子
絵・大村百合子
福音館書店
1967年
あらすじ
この本の主人公は、森に住む仲良し野ネズミの「ぐり」と「ぐら」。
ある日、森で特大の卵を見つけたふたりは、「この卵で何を作ろう?」と相談します。
でも、あまりにも大きな卵で運ぶことができない!
そこで、森の中でそのまま調理することにしました。出来上がったのは、ふっくらとした大きなカステラ。
焼き上がるカステラの甘い香りに誘われて、森の動物たちが次々と集まってきます。
そして、みんなで楽しく分け合いながら食べるシーンは、読んでいるだけで幸せな気持ちになれるんです。
感想
『ぐりとぐら』を読むといつもの日常がこんなにも楽しいんだと気づかされます💡例えば、「一緒に何かを作る」「分け合う」という行為が、実はとても特別で幸せな瞬間なんだと感じられるんです。
忙しい日々の中でも、少しだけ時間をとって、家族や友達と一緒に料理をしたり、何かを共有する時間を持ってみてはいかがでしょうか?
「ぐりとぐら」のカステラを思い浮かべながら、みんなで笑い合う時間を作るのも素敵ですよね。