「チトくんとにぎやかないちば」あらすじと感想
『チトくんとにぎやかないちば』は3月31日の誕生絵本です。
市場の香りや賑やかな声が聞こえてきそうな愉快で心温まる物語です。
文・アティヌーケ
絵・アンジェラ・ブラックスバンク
訳・さくまゆみこ
徳間書店
2018年
あらすじ
チトくんは、お母さんにおんぶされながら、にぎやかな市場へやってきました。
市場ではフルーツ、お菓子、お花…さまざまなものが並び、人々の元気な声が飛び交っています。
市場の人たちは、かわいいチトくんに「これも食べてごらん」と、バナナやオレンジ、お菓子をくれました。
チトくんはそれらを少し食べて、残りをお母さんの頭の上のかごへぽいっと入れていきます。
それに気づかないお母さん…
たくさんの食べ物が入ったかごを頭からおろしたとき、どうなったでしょうか?
感想
この絵本は、にぎやかな市場の雰囲気と人々の温かさを感じることができるお話です。
市場の人たちはチトくんに惜しみなく食べ物を分けてくれました。
その優しさが、なんだかじんわり心にしみますよね。
また、チトくんが「ちょっとだけ食べて、残りをお母さんのかごに入れる」という無邪気な行動も、子どもらしくてかわいい。
その無邪気さが、思いがけない出来事を引き起こすのも、子どもならではの魅力ですよね。
私たち大人も、日々の中で「ちょっとした親切」を自然にできる人になれたら素敵だなって思いました。