「へんてこなとりたち」あらすじと感想
『へんてこな とりたち』は4月18日の誕生絵本です。
初めて表紙を見たとき、「えっ、これ鳥なの!?」とびっくり。
でもページをめくるたび、想像のはるか上をいく“鳥たち”が、まるで絵本のなかで羽ばたいているかのように登場します。
作・アーノルド・ローベル
訳・こみやゆう
好学社
2023年
あらすじ
世にも珍しい、誰も見たことのない鳥が大集合!
ピンクッションみたいな鳥、蛇口の形の鳥、鉛筆みたいな鳥… かわいいけど、少し不気味かも?・・・
アーノルド・ローベルのユーモアと想像力から生まれた鳥たちが続々登場します。
この絵本にはストーリーというより、ページごとに一羽ずつ“へんてこな鳥”たちが現れて、その子の特徴や名前がそっと紹介されていく…まるで不思議な鳥の図鑑みたいなんです。
感想
この絵本は、ただ面白いだけでなく、私たちに大切なことを教えてくれます。それは、「人と違っていてもいい」ということ。
個性的な鳥たちを見ていると、「みんなと同じじゃなくても、自分らしくいればいいんだ」と思えてくるから不思議です。
「普通じゃないって、素敵なこと」
「まわりと違っていても、それがその子の魅力」
子どもたちには、自分の個性を大切にしてほしい。そして、大人になった私たちも、子どもの頃の自由な発想を忘れずにいたい。
この絵本は、親子で一緒に読むことで、会話が弾むこと間違いなしです。
「この鳥、面白いね!」「私なら、こんな鳥を描いてみたいな!」なんて、想像力を膨らませながら、楽しい時間を過ごせるはずです。
読み終わった後は、ぜひ、あなただけの「へんてこな とり」を描いてみてください。
子どもと一緒に描いてみるのも楽しいかもしれませんね。