「ロバくんのみみ」あらすじと感想
『ロバくんのみみ』は5月18日の誕生絵本です
「自分の耳ってへんかも…?」そんなちょっぴり悩めるロバくんが主人公の心温まる絵本です
その表情からはちょっぴり悩みを抱えた様子がうかがえますね
「自分って、他の子と違うかも…」と感じたとき、あなたならどうしますか?
作・ロジャー・デュボアザン
訳・こみやゆう好学社
2015年
訳・こみやゆう好学社
2015年
あらすじ
ロバくんはある日、水に映った自分の顔を見て「なんだか長くてピンと立った耳がかっこ悪い…」と悩みだしました
そんなロバくんは、動物の友達たちに相談し、いろんな耳を真似してみることに
うさぎさんのふわふわの耳
ねこの三角の耳
ぞうさんの大きな耳
でも、どの耳もロバくんにはしっくりこない…
「どうしてぼくだけこんな耳なんだろう?」と悩んでいたロバくんでしたが、やがて 自分の耳だからこそできること に気づいていきます
この絵本は、「みんな違ってみんないい」そんなメッセージを自然に届けてくれる作品です
感想
この絵本を読んで感じたのは 「自分にしかない個性を大事にすることの大切さ」
『ロバくんのみみ』は、「そのままの自分でいていいんだよ」とやさしく教えてくれます
誰かと比べて落ち込む気持ち。
「どうして私だけこうなんだろう?」って思う日。
でも、それはあなたらしさ。
そして、誰かにとっては、あなただけの魅力かもしれないのです
ロバくんのように、自分の「イヤだな」と思っていた部分を受け入れられたとき、世界の見え方がふっと変わる気がします。