「カエルくんのだいはっけん!」あらすじと感想
『カエルくんのだいはっけん!』は5月23日の誕生絵本です
5月の風がちょっぴり初夏の香りを運んでくるこの季節。
今日の誕生絵本は、自然のなかにある“ふしぎ”をのぞいてみたくなる一冊ですよ
作・松岡達英
小学館
2016年
あらすじ
小さな池に住むカエルくんは、ある日ふと思いました。
「もっと広い世界を知りたい!」 そこでカエルくんは、冒険の旅に出ることを決意
森や川へと足を踏み入れると、そこにはたくさんの生き物たちが…!
「テントウムシって食べられるのかな?」
「トンボって飛びながら虫を捕まえるんだ!」
「カワセミって狩りの名人だって知ってた?」
夜の森には、ちょっぴりドキドキする危険もいっぱい…!
カエルくんの目を通して、身近な自然の仕組みがスルスルと分かる科学絵本です。
冒険を通じて、カエルくんがどんな大発見をしたのか…一緒に楽しんでみませんか?
感想
この「カエルくんのだいはっけん!」を読むと、何気なく見過ごしている身の回りの自然に、もっと興味を持つことができるようになると思うんです。
普段、私たちは忙しい毎日の中で、足元の小さな虫や、空を舞う鳥たちのことを、あまり意識しないかもしれません。
でも、カエルくんの素朴な疑問や発見を通して、「あれ?どうしてだろう?」「へえ、そうなんだ!」って、自然に対する好奇心がムクムクと湧いてくるはず
お子さんと一緒に読むと、「ねえねえ、テントウムシって本当に食べられるの?」「トンボはどうやって虫を捕まえるんだろうね?」なんて会話が生まれるかもしれませんね😊
そうした親子の会話を通して、一緒に図鑑で調べてみたり、実際に自然の中で観察してみるのも、素敵な学びになるでしょう