「まよなかのせおよぎ」あらすじと感想
『まよなかのせおよぎ』は6月11日の誕生絵本です
やわらかな色彩に包まれた表紙。
夜空を泳ぐ黄色のしましまパジャマを着た不思議なおじさんと、それを見上げる街路樹たち。
夜の静寂の中に広がる、不思議で幻想的な物語が描かれています。
作・近藤未奈
講談社
2019年
講談社
2019年
あらすじ
夜、なかなか眠れない女の子がふと窓の外を見ると、そこには 背泳ぎをしている人 の姿が…!
驚いた女の子は夢中でその人を追いかけていきます。
一体、その人はどこから来て、どこへ向かうのでしょう?
そして、女の子はその人と出会えるのでしょうか?
眠れぬ夜に始まる、小さな冒険。
まるで夢の世界に迷い込んだような雰囲気の中、静かに物語が進んでいきます
感想
『まよなかのせおよぎ』は、「予想外の出来事が新たな扉を開く」ことを教えてくれます
女の子は何気なく窓の外を見た瞬間から、思いがけない冒険に引き込まれました。
これは私たちの日常にも通じること。 「いつもの景色」「変わらない毎日」
そう思っていても、ほんの少し視点を変えるだけで、世界はぐんと広がるんです
今夜、あなたも少しだけ違う角度から夜の街を眺めてみませんか?
新しい発見があるかもしれませんよ
大人こそ、こういうファンタジーが必要かもですね!!