「おとうさんはウルトラマン おとうさんの休日」あらすじと感想
6月14日の誕生絵本は『おとうさんはウルトラマン おとうさんの休日』です🌙✨
ウルトラマンがおとうさん!?
ヒーローの姿の裏にある「おとうさん」という役割を描いた心温まるストーリーです。
ウルトラマンの力強いイメージと、おとうさんとしての優しさが絶妙に組み合わさっていて、子どもも大人も楽しめる一冊💛
作・みやにしたつや
学研プラス
1999年
あらすじ
ぼくのおとうさんは正義のヒーローのウルトラマン。
悪い怪獣と戦って地球の平和を守っているけど、ぼくは休日に遊んでくれるおとうさんの方が大好き。
でも、お休みの日に遊園地へ行く約束をしていたのに…!
ウルトラマンも、時には思い通りにいかず、悩んだり失敗したりしながら闘っているんです。
その姿は、まさにおとうさんそのもの
ヒーローでありながら、家族のために頑張る姿は、どこかリアルで心にぐっと響きますね
感想
「ヒーロー=最強で完璧」というイメージがあるけれど、この絵本はそんな考えをちょっと変えてくれます。
「ヒーローって、誰かのために頑張っている“ふつうのお父さん”のことかもしれないな」
戦うウルトラマンも、おとうさんとして悩んで、葛藤しながら一歩ずつ進んでいる。
その姿は、まるで私たちの身近にいるおとうさんたちのよう。 忙しくても、一生懸命家族のために頑張るおとうさんへ、「ありがとう」と伝えたくなる一冊です
ウルトラマンみたいにかっこいいおとうさんも、時にはうまくいかないことがある。 でも、それでも家族のために頑張る姿こそが、本当のヒーローなのかもしれませんね