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「どうぶつ句会オノマトペ」あらすじと感想

 

『どうぶつ句会オノマトペ』は7月3日の誕生絵本です

 

みなさんは「オノマトペ」って聞いたことありますか?

「ワンワン」「ザザー」「ゴロゴロ」など、音や様子をまねた言葉のことなんです

 

今日の誕生絵本『どうぶつ句会オノマトペ』は、そんなオノマトペを使って、どうぶつたちが俳句に挑戦するという、ちょっと珍しくてとっても楽しい一冊なんです

作・あべ弘士

学研教育出版

2007年⁡⁡

あらすじ

 

どうぶつたちが「オノマトペ」の俳句をつくりました。

森の中にどうぶつたちが集まって、俳句の時間がはじまります

カバさんが「どしーん」と水しぶきをあげた音を詠んだり、リスさんが「かさかさ落ち葉」を聞きながら一句ひねったり。

 

読み進めるたびに、「この音、聞いたことある!」と心のどこかがくすぐられる。 言葉の持つ魔法と、どうぶつたちのユーモアに満ちた世界観が、どこか懐かしくて、新しい

 

どんな俳句が出てくるんでしょうか??

その答えは、ページの中に…✨

感想

この絵本を読んで感じたのは、言葉の持つ力って本当にすごいなぁということ。

特に「オノマトペ」は、ただ単に音を真似るだけでなく、情景や感情を豊かに表現してくれる、魔法のような言葉ですよね。

「この気持ちって、どんな音で表せるかな?」

そんな気持ちを言葉にするって難しい…と思っていたお子さんにも、まずは音やリズムから楽しむ入り口から入ればハードルも低くなりそう。

 

子供たちはもちろん、私たち大人にとっても、日常の中に潜むたくさんの音や動きに改めて目を向けさせてくれる、そんなきっかけを与えてくれる絵本だと思います。

 

例えば、雨が「ザーザー」降る音、風が「ビュービュー」吹く音、小鳥が「チュンチュン」さえずる声…

これらの音に耳を傾けることで、いつもの景色がより鮮やかに、そして生き生きと感じられるようになるはずです。

 

絵本の中のどうぶつたちのように、私たちも日常の小さな発見をオノマトペで表現してみる…

そんな遊びを通して、言葉の楽しさや奥深さを再認識できるって、とっても素敵なことだと思いませんか?

この絵本が、皆さんの日々に新たな発見と喜びをもたらしてくれることを願っています

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