「おかあさんがおかあさんになった日」あらすじと感想
『おかあさんがおかあさんになった日』は7月15日の誕生絵本です
今日紹介する誕生絵本は、まさに“家族の物語”そのもの。
読んでいると、自分自身の「はじまり」にふと立ち返るような気持ちになります。
絵本の表紙は、ほんのりピンクの色合いに包まれ、赤ちゃんを見つめるお母さんの優しい眼差しが印象的
ページをめくるたびに、言葉じゃうまく言い表せない感情がじわじわと胸に広がっていく……そんな絵本です。
わたしたちが当たり前だと思ってきた“お母さん”という存在に、新しい視点で光をあててくれる、そんな1冊です
作・長野ヒデ子
童心社
1993年
あらすじ
お母さんはいつお母さんになるのでしょう?
赤ちゃんを産んだ日?それとも……
この絵本は、ある一人の女性が“お母さん”としての第一歩を踏み出す日を描いています。
おなかの中に赤ちゃんがいることがわかってからのよろこび、
不安、ドキドキ、そして、出産の瞬間…。
その日から彼女は「〇〇ちゃんのおかあさん」になったのです
やさしい言葉と、親しみのあるイラストで語られるこの絵本は、子どもを授かった女性だけでなく
妊娠中の方や、お父さんにも読んでほしい絵本です
感想
この絵本を読んで、私は改めて「お母さん」という存在の偉大さに気づかされました。
そして、私たち一人ひとりの命が、どれだけ多くの愛と時間、そして試行錯誤の中で育まれてきたのかを深く考えるきっかけになりました。
特に印象的だったのは、お母さんがお母さんになる過程で、たくさんの葛藤や喜びを経験する姿が描かれている点です。
完璧な母親なんて、最初からいないんですよね。
赤ちゃんと同じように、お母さんも日々成長していくものなんだなって。
だからこそ、今、子育てに奮闘しているお母さんたちには、この絵本を読んで「これでいいんだよ」「あなたは素晴らしいお母さんだよ」って、自分を肯定してほしいなって思います。
そして、これから親になる方には、命が生まれることの神秘と、親になる準備が少しずつ整っていくことの温かさを感じてほしいです。
お父さんにもぜひ読んでほしいのは、お母さんの妊娠から出産までの心境の変化や、新しい命を迎える準備のプロセスを理解することで、よりお母さんに寄り添い、共に子育てを楽しめるようになると思うからです。