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「たいふうのひ」あらすじと感想

 

『たいふうのひ』は7月18日の誕生絵本です

 

表紙を開いた瞬間から、風の音が聞こえてきそうな迫力ある絵と、子どもたちの繊細な心の動きが描かれていて、まるで自分も台風の夜にタイムスリップしたような気持ちになります

 

“たいふうって、ただのあらしじゃないんだ”

そんな風に、自然へのまなざしがやさしく変わるような、心に残る一冊です

作・武田美穂

講談社

2017年⁡⁡

あらすじ

 

きのうまで ぴかぴかに晴れて青かった空は、今日は灰色です。

 

「たいふうがくるよ」とおじいちゃんが言った。 

おねえちゃんは、黙って ぷりぷりしてる。 

「早く寝ましょう」と、おばあちゃんが言った。

 

 でも、ぼくは、台風が見たいんです。

 

夏休みに祖父母の家に滞在していた姉弟が、台風の夜を迎える一夜の物語。 

 

風の音、雨の匂い、窓に打ちつける何かの音…🌧️

 

不安と好奇心が入り混じる夜を、姉弟はそっと寄り添いながら過ごします。

感想

 

この絵本を読んで、私は「自然の力を感じること」って、ただ怖がるだけじゃなくて、ちゃんと向き合うことなんだなって思いました。

台風って、ニュースでは「危険」「警戒」って言葉ばかりだけど、子どもたちの目線で見ると、それは未知との出会いでもあるんですよね

 

そして、姉弟の関係性にもじんわり…。 お姉ちゃんがちょっと不機嫌だったのに、夜になると弟を守るようにそばにいてくれる姿に、家族のあたたかさを感じました

 

「たいふうのひ」は、災害をテーマにしながらも、子どもたちの心の成長や絆を描いた、優しくて力強い一冊です。

読んだあと、家族と「もし台風が来たらどうする?」って話してみたくなりますよ

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