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「すいかのプール」あらすじと感想

 

『すいかのプール』は7月19日の誕生絵本です

夏の陽射しに負けないくらい元気いっぱいの絵本、表紙からもう、夏!って感じで心を奪われちゃいます

真っ赤なすいかの中に、ぽっかり広がったプール。

緑の皮が縁取りになってて、その中をぴょんぴょん跳ねる子どもたち。

ページをめくるたび、まるで自分までそのすいかの中に飛び込んでいる気分になれちゃいます

作・アンニョン・タル
訳・斎藤真理子

岩波書店

2018年⁡⁡

あらすじ

すいかのプールは子どもたちに大人気

赤い水面に葉っぱのジャンプ台から飛び込んだり、 すいかの皮で滑り台をつくったり…

思いっきり遊んだら、お楽しみはまた来年

 

子どもたちの夢がつまった楽しい絵本です

この絵本を読んでいると、実際にすいかの香りがしてきそう

真夏の午後、ちょっと涼しくなるようなひとときをくれる一冊です。

感想

「すいかのプール」を読みながら、思ったんです。

子どもたちって、どんなものにも遊び心と想像力を吹き込める天才なんだなぁって

 

私たちは大人になると、どこかで“リアル”ばかり追いかけてしまって、 “もしも”とか“空想”から少し距離を置いてしまいがち。

でもこの絵本は、その距離をギュッと縮めてくれて、 「想像するって、こんなに自由で楽しいんだよ」って教えてくれるんです

 

ちょっと疲れたなって日に、ページを開くだけで心がふわっと軽くなる。

 

「もっと自由に、もっと楽しく、夏の今を味わおうよ!」って言ってくれてる気がして。

そして「今年の夏、自分だけのすいかのプールを見つけよう」とも言ってるような気もして

 

実は絵本って、子ども向けだけじゃなくて、 大人の心にもちゃんと寄り添ってくれるものなんですよね

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