「びゅんびゅんごまがまわったら」あらすじと感想
『びゅんびゅんごまがまわったら』は7月20日の誕生絵本です
夏の空にびゅーんと駆けていく風を感じながら、ちょっぴり懐かしい気持ちになれる絵本をご紹介します
まわり続ける「びゅんびゅんごま」が時間を超えて今も、子どもたちの心のなかで音をたてて回っています
文・宮川ひろ
絵・林明子
童心社
1982年
あらすじ
こうすけたちの学校の校長先生はちょっと気難しいあまのじゃくなんです。
何だかいつも仏頂面で、子供たちからはちょっと距離を置かれている存在…。
そんな校長先生と、こうすけたちはひょんなことから「びゅんびゅんごま」で勝負することになっちゃうんです!
子どもたちの手作りのごま、くるくるびゅんびゅんまわるごま、それをじーっと見つめる大人たち。
果たして勝負の行方は…? そして、その勝負の先に待っていたものとは…?
一見ただの遊びのようでいて、実は「思いを伝える力」や「心を通わせる力」を描いている深いお話。
読むたびに、心の中の“子ども”が元気になります
感想
この絵本に出てくる「びゅんびゅんごま」は、ただの遊び道具ではなく、心を通わせるきっかけなんだなぁと思いました。
大人が「子どもの世界」を知るには、正論よりも「共に遊ぶ」ことが大事なのかもしれません
校長先生はずっと子どもたちを遠くから見ていたけれど、ごまが回った瞬間、気持ちまで一緒に回った気がしました。
絵本って、ページをめくるだけじゃなくて、心の中に風を吹かせてくれるものなんですね