「スマホをひろったにわとりは」あらすじと感想
『スマホをひろったにわとりは』は7月22日の誕生絵本です。
絵本の表紙を見た瞬間、「え、にわとりがスマホ⁉」と驚いてしまうかもしれません
でもこの絵本、ただのユーモア作品ではないんです。
むしろ、現代を生きる私たちの“心の在り方”にそっと問いかけてくれるような、深いメッセージが込められています。
スマホが当たり前になった現代社会で、絵本の世界にどう描かれているんだろう?
そんなワクワクが止まらないのが、この絵本なんです。
絵本って、私たち大人にとっても、子どもの頃の思い出を呼び起こしてくれる魔法のような存在。
そして、時代とともに絵本のテーマもどんどん進化しているんだなって感じさせてくれる一冊です。
作・ニック・ブランド
訳・いしだみき
マイクロマガジン社
2020年
あらすじ
ある日、にわとりが拾ったのは…「不思議な光る箱」
それは、スマホ。
最初は戸惑っていたにわとりですが、画面にメッセージが次々と届くように
それは…動物たちからのSOSのような言葉。
「これは、友だちが困っているにちがいない」
そう信じて、にわとりは一生けんめいメッセージのやり取りを続けます
そしてついに――
そのメッセージを送ってきた友だちと、実際に会うことに…!
でも、その出会いの場面で、思わぬ展開が…!?
ちょっとおとぼけで真面目なにわとりさんの優しさが、じんわり胸に広がります
感想
私たちは日々、スマホでたくさんのメッセージを受け取っています
でも、その裏にある”ほんとうの気持ち”や”本当の状況”を、ちゃんと想像できているんでしょうか?
にわとりさんは、画面の中の言葉だけを見て「助けなきゃ!」って一生けんめいに動きます。
だけど、直接会って話すと、そこには思ってもみなかった現実が…。
この絵本は、子どもたちにも大人にも
「コミュニケーションって、画面の中だけじゃないよね」
「ちゃんと顔を合わせて、心を通わせることも大事だよね」
って気づかせてくれます
スマホって便利だけど、人の気持ちは”即返信”じゃわからないこともある。
この絵本を読んで、誰かの言葉をもっと深く受け止めてみたくなりました