「眠れなくなる 宇宙のはなし」あらすじと感想
『眠れなくなる 宇宙のはなし』は7月27日の誕生絵本です
表紙を眺めているだけでも、なんだか宇宙の広がりを感じて、ワクワクしてきませんか?
この絵本は、まさに「宇宙ってどんなところ?」という私たちの素朴な疑問に、優しく、そして奥深く答えてくれる一冊なんです。
ページを開くたびに「へぇ〜!」「なんで?」「もっと知りたい!」が止まらない
まるで宇宙旅行に出かけているみたいな気分になっちゃうかも!
文・佐藤勝彦
絵・長崎訓子
講談社
2016年
あらすじ
宇宙ってどんなところ?
こんな疑問を、古代エジプトの宇宙観から最新の重力波まで、壮大なスケールでひもといてくれる絵本です
太古の人々がどんな風に夜空を見ていたかから始まり、現代の科学者たちが宇宙をどう捉えているかまでを優しく解説してくれます
光の速さ、ブラックホール、星の誕生…難しそうに聞こえる言葉も、まるで冒険の物語を読んでいるような感覚でスッと心に入ってきます
“眠れなくなる”というタイトル通り、読めば読むほど、宇宙の果てに思いを馳せてしまって…夜更かし注意です
感想
この絵本を読んで私が一番感じたのは、宇宙の壮大さと、その中にいる私たちの存在のちっぽけさ、そして同時に、無限の可能性なんですよね。
遥か遠くの星も、何十億年も前に放たれた光がやっと届いたものだったりするんです
私たちは、広い宇宙の中の小さな地球に住んでいるけれど、だからこそ、一つ一つの出会いや経験が、より一層輝いて見える気がします。
夜、寝る前にこの絵本を開けば、きっとあなたの夢の中にも、キラキラ輝く星や、見たこともない惑星が現れるはず。
そして、朝目覚めた時には、昨日とは違う新しい自分に出会えるかもしれませんね。
毎日を忙しく過ごしている私たちだからこそ、たまには立ち止まって、この宇宙の神秘に思いを馳せてみる時間も大切だなって、この絵本が教えてくれました