「アンディとらいおん」あらすじと感想
『アンディとらいおん』は8月1日の誕生絵本です
8月1日。夏の光が輝く日に、誕生した絵本を手に取るのって特別な感じがしませんか?
今日ご紹介する誕生絵本は、温かみのあるイラストと心に響くストーリーが特徴です。
アンディとライオンの間に生まれる特別な絆が描かれていて、何度でも読みたくなる作品なんですよ。
大人が読んでも、ページをめくるたびに「ああ、こういう気持ち…覚えてるなぁ」と、胸がふわっと温かくなるような物語
装丁もレトロで可愛らしくて、お部屋に飾っておきたくなるような一冊です
作・ジェームズ・ドーハーティ
訳・むらおかはなこ
福音館書店
1961年
あらすじ
ライオンの本を読んだアンディの頭の中はライオンでいっぱいです。
ある朝、学校に行く道で、アンディはなんと! 本物の大きなライオンと出会います!
でも、そのライオンはうずくまって、困っている様子。
よく見ると、前足に太いトゲが刺さっているんです
アンディは怖がることもなく、勇気を出してそのトゲを抜いてあげました。
ライオンは痛かったけど、アンディの優しさに感謝するように、そっとアンディの手をなめました
それから何日か経って、街にサーカスがやってきます
でも、大変! サーカスからライオンが逃げ出したとのこと
みんなが怯える中、アンディは思います。
「もしかして……」
そう! そのライオンこそアンディが助けたあのライオンだったんです!
アンディはライオンと再会し、ライオンはアンディに駆け寄ります。街の人々は驚きと感動に包まれるんです
感想
この絵本から学べるのは、小さな勇気が大きな変化を生むということ
アンディのように、周りの困っている誰かに手を差し伸べること。
それがどんな形であれ、私たちの行動が誰かの人生を大きく変える可能性があるって素敵ですよね。