「じつはよるのほんだなは」あらすじと感想
『じつはよるのほんだなは』は8月6日の誕生絵本です
本棚って、ただの「本の並び」だと思っていませんか?
実は――そう、夜になると全く別の顔を見せるんです
この絵本を読んでいると、子どものころ、寝る前に感じていた「夜のドキドキ」や「本の中に入り込みたくなるような気持ち」がよみがえってきます。
読み終わるころには、思わず本棚に「こっそり見てたでしょ?」って話しかけたくなっちゃうかも
作・澤野秋文
講談社
2014年
あらすじ
夜になったら本の挿絵たちが本を抜け出して大暴れ!
動物図鑑の「りす」が木の実を探しに植物図鑑にお邪魔したり、「桃太郎」が他の絵本に仲間を探しに行ったり……。
そんな挿絵たちを監視するのが犬張子の「こたろう」。
ところが、この「こたろう」、ついついうとうとしてしまうんです
その間に、たくさんの挿絵たちが迷子になってしまいました!
ページをめくるたびに、「あ、さっきの子がここに!」「あれ、こんなとこにも?」と、何度も読み返したくなる仕掛けがいっぱい
本棚の中の世界で繰り広げられる、ほっこりドキドキの物語があなたを待っています
感想
この絵本が教えてくれるのは、もしかしたら、私たちの身の回りにあるものにも、知られざる素敵な「顔」があるのかもしれないってこと。
お気に入りのぬいぐるみだって、おもちゃだって、私たちが眠っている間に、こっそり動き出しておしゃべりしているのかも…なんて考えるのも楽しいですよね
また、「夜」や「本」の持つ魅力にも改めて気づかされました。
日中には気づかない静かな時間の美しさ、そして本が紡ぐ世界の深さ…。少しでも時間ができたら、あなたの本棚の冒険にも思いを馳せてみてはいかがでしょう
この絵本を読んでいると、「うちの本棚も夜になったらこんな風になっているのかな?」なんて、想像が膨らんじゃいますよね。
普段、何気なく見ている本棚も、なんだか特別な場所に思えてくるから不思議です