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「もうじきたべられるぼく」あらすじと感想

 

『もうじきたべられるぼく』は8月10日の誕生絵本です

今日の「誕生絵本」は、”食育”をテーマにした絵本です。

もうすぐ出荷されてしまう牛の目線から描いた絵本です。

作・はせがわゆうじ

中央公論新社

2022年⁡⁡

あらすじ

「もうすぐ出荷されて食べられる予定のぼくが最後にしたかったことは?」

 

主人公の牛は、自分が「最後の時」を迎えることを知り、どうしてもお母さんに会いたいと願います。

その願いを胸に、生まれた牧場へと戻る旅に出るのです…。 

 

列車に揺られながら、彼が考える「最後にしたいこと」

「お母さんをびっくりさせたいな」 「草原を自由に走り回ってみたかった…」など、ささやかな夢が語られるたびに、胸がじーんとします。

 

物語の最後、主人公とお母さんがどんな時間を過ごすのか…。ぜひ読んでみてください!🌼

感想

この絵本を読んでみて、改めて「いただきます」の意味を考えさせられました。

 

食事の背後にある命のつながり、そしてその一つひとつにどれだけの思いが込められているか…。

忙しい毎日で忘れがちなことを、絵本がそっと教えてくれるようでした。 

 

主人公の牛が最後に何を大切にしたいと思ったのか、読むたびに自分の行動を見直すきっかけにもなります。

例えば、日々の「いただきます」をもっと丁寧に心を込めて言いたい…。

 

また、大切な人たちにもっと感謝を伝えようと思いました。

 

この絵本を読むと、いつもの食事がちょっと特別な時間に変わる気がします🌸

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