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「ごんちゃんとぞうさん」あらすじと感想

「ごんちゃんとぞうさん」は8月13日の誕生絵本です

みなさんは、子どもの頃に何か“ふつうじゃない”遊びを考え出したこと、ありますか?

お鍋で太鼓をたたいてみたり、ソファの背もたれを平均台にしてバランスごっこをしたり……

大人から見れば「ちょっと待って〜💦」ってことでも、子どもたちにとっては真剣な“冒険”なんですよね

今日の誕生絵本『ごんちゃんとぞうさん』は、そんな“発想力のかたまり”のような絵本です

作・馬場のぼる

福音館書店

1986年⁡⁡

あらすじ

主人公は、ごりらのごんちゃん

ある日、ごんちゃんは大きなお鍋を見つけました。

ごんちゃんはお鍋を裏返して「どんどんどん」と太鼓にしたり、お鍋を横にして上に乗って玉乗りにしたり。

あらら、そのままごろごろ転がって木にどーん!でもごんちゃんは全然平気。

ごんちゃんは懲りずに、お鍋の底に怖い顔を書いて動物たちを脅かします。

 

でもぞうさんだけは逃げません

それどころか鼻から水を出してごんちゃんにかけてきました!

 

最初は驚いたごんちゃんでしたが、この出来事をきっかけに2人はすっかり仲良しに。

最後には、お鍋を使った新しい遊びを思いつきます。

感想

この絵本を読んで私が一番心に残ったのは、ごんちゃんの「あそびの天才っぷり」です。

鍋ひとつで、太鼓にしたり、玉乗りの道具にしたり、最後には脅かす道具にまでしてしまう。

その発想力には、ただただ感心させられます。

子どもって、まさにそんな感じですよね。

大人が「これは〇〇するもの」って決めてかかっているものも、子どもは全然違う使い方を思いついたりします。

この絵本は、そんな子どもの創造力を肯定してくれる、とても素敵なメッセージを秘めているんです。

 

読み終わった後に、ぜひお子さんと一緒に身の回りにあるものを使って遊んでみてほしいなと思います。

例えば、空になった牛乳パックや、ラップの芯。それらを前にして「これ、何に見えるかな?」って問いかけてみてください。

きっと、大人が思いもつかないような、面白い答えが返ってくるはずです。

 

そして、その子どもの発想力を「すごいね!」「面白いね!」ってめいっぱい褒めてあげてください。

そうすることで、子どもは「自分のアイデアって面白いんだ」「もっといろんなことを考えてみよう」って、どんどん自信をつけていくと思うんです。

この絵本は、子どもが持っている「遊び心」や「創造力」という素晴らしい才能を、もっともっと大きく伸ばしてくれるきっかけになるはずです。

そして、子どもが自分の世界を広げていく姿を見るのは、きっと親にとっても最高の喜びになると思います。

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