1980年
家族で作った1年分の商品を荷車に積んで、父さんは市場に出かけます。
カエデの木から作ったカエデ砂糖や丹精を込めて育て上げた牛など。
これらを売ったお金で家族が欲しいものを買って、また一年が始まります。
1982年
足の裏って、人それぞれ、動物それぞれ。
ウマのは?ゴリラのは? じゃあ人間のは?
色んな足の裏が登場して、足の進化と役割がよく分かります。
1984年
ディズニー映画でおなじみの「美女と野獣」の原作絵本です。
村で気立てのよい美人の「キレイさん」が「ケダモノ」の住む城に連れてこられました
ケダモノが言うには「一輪のバラが落ちる前に美人の娘と結婚しないと呪いが解けない」とのこと。
姉からの嫉妬のために家に幽閉されたりもしますが、キレイさんの愛情がケダモノの呪いを解く日がやってくるんでしょうか?
1987年
海を見下ろす丘の上にある小さな家の周りには、青や紫やピンクの花が咲き乱れています。
これはこの家に住むおばあさん、ルピナスさんが植えたものです。
その理由はルピナスさんが若いころ、海外を旅して「世の中を美しくする」ためにステキなことを思いつきました。
1994年
雪の日に、ばばばあちゃんがストーブにあたりながら編み物をしていました。
すると動物たちが「寒い寒い」と部屋に入ってきたので、ばばばあちゃんと一緒にベッドの上でトランポリンを始めます。
しかし、ベッドの脚が折れてしまったので、折れたベッドの脚でそり遊びを始めました。
寒い日ですがみんなとっても元気に遊んで、そのあとは暖かい場所でお昼寝です。
1998年
ハルナさんはこんもり山のふもとにクッキーやさんをオープンしました。
でも、お客さんはまだ誰も来ません。
すると、スケートぐつで空を滑りながら、白くまのボーボがやってきました。
1999年
クリスマス・イブの晩に布団の中でサンタさんを待っていたみふでは、窓の向こうにまっ赤な流れ星が落ちていくのを見ました
それを見たみふでは流れ星のサンタさんにあげようと、すいどう山まで流れ星をひろいにいくことにしました。
途中で子猫や片目の雪だるまに出会い、風や草や粉雪と話しながらすいどう山の入り口にたどり着きました。
山道でカラスに脅かされながらも頂上にたどり着くと、流れ星の正体は実は・・・
2003年
ぐりとぐらはすみれちゃんから大きなかぼちゃをもらいました。
とても大きくて固いかぼちゃですが、すみれちゃんはお母さんから教えてもらった方法で見事に割ってくれました。
そしてお待ちかねのかぼちゃを使った料理が並んだパーティの始まりです!
ぐりとぐらの一年間はどのようなものでしょうか?
ぐりとぐらが輪になって踊って歌を歌うのを眺めながら、一年の季節の変化を楽しんでみませんか?
激しい雨にいためつけられた橋は1本の丸太だけになっていた。1匹のうさぎが雨で濡れた丸太の橋に飛び乗りました。
続いて、うさぎの後を追いかけてきたきつねも丸太に飛び乗りました。
すると丸太はその衝撃でバランスを崩して、2匹が動くたびにシーソーのようにゆらゆら揺れるようになってしまいます。
2匹はむやみに動くことができず、できることはただ話すことだけですが・・・
2004年
ある宿屋の近くにあるウシ小屋には、疲れ果てた動物たちが次々にやってきます。
なぜならこのウシ小屋は「ちいさいもののやすらぐところ」だから。
ある夜に、女の人を背中に乗せたロバが男の人にひかれてやってきました。
ウシたちはロバにウシ小屋に入るように促します。
そして、この夜、男の子が一人誕生したのです。
ぐりとぐらと一緒に楽しく数を数えてみませんか?
「いのししがいっぽんみちでみつけたいちごひとつ」「ふたごのふたり2かいのまどからふうせんふたつとばした」など。
いのしし、ぞう、うさぎ、かめ、トマトなどの動物や植物が登場して、リズミカルな文章の「数の絵本」です。
2006年
ばばばあちゃんは庭に「ことりのうち」をたくさん作って小鳥が来るのを待っています。
そこへ大きな鳥が突然飛んできて大きな声でギャーギャー鳴きはじめました。
ばばばあちゃんが鳥に「どうしてそんなに騒ぐんだい?」と聞くと、その鳥はまだ子どもでお母さんを呼んでいたのでした。
それを聞いたばばばあちゃんはあることを思いつきました。
2008年
まめじさまはそばがらじさまの捨てた犬を拾い大切に育てました。
すると、犬はたくさんのかもしかを捕まえてきてくれました。
そばがらじさまがそれを妬んで嫌がる犬を無理やり連れていきますが、逆にひどいめに遭うことに・・・
2015年
イザベルはとエリーは仲良しで、よくエリーの部屋で人形の家を使って遊びます。
特に、家の台所に置いてある金色の小さなお皿はピカピカ光ってとってもきれい!
イザベルはどうしてもその金のお皿が欲しくって、こっそり持ち帰ってしまいました・・・
2016年
「ぼくはね、この『雨ニモマケズ』をあかるく描こうと思うんだ」
闘病中の宮沢賢治の魂の『雨ニモマケズ』に柚木沙弥郎が親しみが持てる絵をつけました。
2017年
地獄のサラリーマン、赤鬼オニガワラ・ケンと同僚のオニジマは出張で「ぜんこく神さまサミット」の会場警備を手伝うことになりました。
出雲の稲佐の浜で、日本じゅうから訪れた神さまたちの案内や警備でふたりはてんやわんやの大忙しです。
そしていざ、サミットの開会の合図の太鼓が鳴り響きました。
2022年
イタリアの小さな公園に3頭のロバと1頭のピッコと呼ばれるポニーがいました。
みんなで子どもを乗せたカートを引くのですが、ゆっくり歩くロバたちと違ってピッコはいつも元気いっぱい!
でも、公園によく遊び来る兄妹のアルフレッドとジーナはピッコがなぜか悲しそうに見えます。
2人はピッコを元気にしようと色々手を尽くしますが、ピッコは相変わらず悲しそうなまま。
そこで、ピッコの飼い主にあるお願いをしました。