1971年
お百姓さんの庭の小屋に住んでいるこぶたはどろんこが大好き。
やわらかいどろんこの中に沈んでいくのがたまりません。
ところがある日、お百姓さんが大掃除を始めてしまい、どろんこまで掃除機で吸い取ってしまいました!
「こんなうち、ぴかぴかすぎて、つまらないや。」とこぶたは怒って家出をしてしまいました・・・
1986年
こめんぶくは継母に栗拾いに行かされるも、ひとつも拾えずに山んばの家にたどり着きました。
山んばから宝の箱をもらい、箱を開けると着物や馬が飛び出てきました。
こめんぶくはそれらを着て祭りに行き、若さまと楽しい時を過ごしますが、帰るときに下駄を片方落としてしまいます・・・
どこかで読んだようなお話だと思いませんか??
2010年
「これはこのいえのかぎ」
「いえには あかりが ともっている」
「あかりは べっどを てらしている」
「べっどのうえには いっさつのほん」
「そのほんのなかで とりがとぶ」
「でも おうちは ひかりで いっぱい」
ある特定の言葉が次の文に続き、美しいリズムを刻みます。