1985年
あるところに病気で寝たきりの母親と息子が暮らしていました。
とても貧しくて、息子がおじさんのところにお金を借りに行くも貸してくれません・・
息子が困り果てていると、どこからともなく白髪のおじいさんがあらわれて、履いて転ぶと小判が出る不思議な下駄をくれました。
息子がそれを履いてみると・・・
ぶたぶたくんはお母さんから頼まれてひとりでお使いです。
パン屋さんに行ってパンを買い、八百屋さんに行くとカラスのかあこちゃんに会いました。
かあこちゃんと一緒にお菓子屋さんに行くと今度はこぐまくんと出会います。
お買い物が終わって、みんな一緒に帰ります。
2001年
アンナリーサは知りたいことがあると我慢できない好奇心旺盛な女の子です。
ある日、お母さんしか絞れない魔法の牛のミルクをこっそり絞ろうとしますが、なぜか出ません。
それはお礼のキスをしなかったからなんでしょうか?
2005年
巨男(おおおとこ)は体は大きいのですが、とても優しい性格です。
でも彼の母親は人間を動物に変えてしまう恐ろしい魔女でした。
巨男は母親の悪行に心を痛めながらも、どうすることもできないまま一緒に暮らしていました。
ある日、家を訪ねてきたお姫様を母親が魔法で白鳥に変えてしまいました。
巨男は魔法を解いてやりたいと願い、年老いてきた母親に解き方を教えてもらい、自らの命に代えてお姫様を救おうとするのです。
七人の村の子供たちが祭りに行く途中、下駄屋に立ち寄りました。
すると、お婆さんが入って来て、こう言うのです。「晩に新しい下駄をおろすとキツネが憑くらしい」
子どもたちは驚くもお祭りを楽しみましたが、夜が明けるにつれて少しづつ不安を感じてくるのです・・・・
2018年
建築家たちもびっくり!
14種類の動物たちが作った素晴らしい巣を紹介ます。
2019年
1904年のセントルイスオリンピックのマラソンについて描かれた実話絵本です。
1904年、ミズーリ州のセントルイスという町で、アメリカでは初めてオリンピックのマラソンレースが開催されました。
初めてのオリンピックはトラブル続きのハプニングだらけ。
とびきりおかしなマラソンレースになったようですが、はたしてどんなことが起こったんでしょうね?
2020年
山里のはずれに住んでいるごんべえさんが寝ようと、うとうとしていると誰かが戸を叩く音が聞こえます。
戸を叩きながら「ごんべえ、ごんべえ」と呼ぶので、ごんべえさんが戸を開けてみましたが誰もいません。
でも戸を閉めて寝ようとするとまた戸を叩いて呼ぶ声が聞こえます。
ごんべえさんはそっと戸に近づいてドアをガラッと開けると、子だぬきが転がり込んできました。
「二度と悪さしねえように」と小ダ抜きを縄で縛ったごんべえさんはこらしめてやることに。
人情味あふれるごんべえさんと、どこか憎めない小だぬきがユーモラスな落語絵本です。
2021年
女の子が「カラスはまっ黒でつまらなそう」と言うと、カラスは「そんなの、なんでもない。それより、カメはのろまでかわいそう」と言うと、今度はカメが・・
動物から動物へ「なんでもない」が伝わっていき、誰かに何を言われても「そのままでいいんだよ」と思わせてくれる絵本です。
2022年
おねえちゃんに誘われてホームレスを助け活動に参加したぼく。
雪の路上で毛布にくるまっている人を見つけて。「え、死んでる…?」
そのおじさんがぼくにあめ玉をくれて・・・
これはきっと「いのちをつなぐあめ玉」だ