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女性が活躍する誕生絵本

1/20/2001

化石をみつけた少女、メアリー・アニング物語

化石をみつけた少女 メアリー・アニング物語

キャサリン・ブライトン・作
せなあいこ・訳
評論社

19世紀はじめ、イギリスの11歳の少女メアリーはイクチオサウルスの化石を見つけました。

800年初期のイギリスで活躍した女性の化石採集者で古生物学者のM.アニングの伝記絵本です。

漫画のようにコマ割りと吹き出しで構成されているので、すらすら読めてしまいます。

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2/5/2020

わたしたちの家が火事です 地球を救おうとよびかけるグレタ・トゥーンベリ

わたしたちの家が火事です 地球を救おうとよびかけるグレタ・トゥーンベリ

作・ジャネット・ウィンター
訳・福本友美子

鈴木出版

スウェーデンに住む少女、グレタ・トゥーンベリは学校で地球が危ないという話を聞いて、地球の温暖化について色々調べてみました。

このことを世界中の人に知ってほしいとグレタは「気候変動を考える学校ストライキ」と書いたポスターを抱えて国会議事堂の前に座り込みを始めました。

そして、グレタはポーランドで開かれた国連の気候変動問題を巡る会議でスピーチをして訴えました。

大人がやらないなら子どもたちがやるしかありません。

「私たちの家が火事です」と。

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8/31/2013

図書館に児童室ができた日


文・ジャン・ピンボロー
絵・デビー・アトウェル
訳・張替恵子

徳間書店

図書館を大きく変えたのは、19世紀終わりのアメリカの一人の女性でした。

アン・キャロル・ムーアは自分の意思をしっかり持ち、ニューヨークで図書館学を学びました。

それから、図書館で働き始めるとニューヨーク公共図書館の児童室の創設にかかわり、図書館児童サービスを確立しました。

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9/15/2015

木のすきなケイトさん 砂漠を緑の町にかえた、ある女のひとのおはなし


文・H.ジョゼフ・ホプキンズ
絵・ジル・マケルマリー
訳・池本佐恵子

BL出版株式会社

ケイトは森のなかで遊んで木の勉強が何より大好きな女の子。

でも、大人になって木が一本もない砂漠の町に暮らすことになりました。

木が恋しいケイトはどうしたんでしょうね?

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10/4/2022

レイチェル・カーソン物語 なぜ鳥は、なかなくなったの?


作・ステファニー・ロス・シソン
訳・おおつかのりこ
西村書店

代表作『沈黙の春』を書いた作家であり、環境保護運動にも大きく貢献したレイチェル・カーソンの伝記絵本です。

子どもだったレイチェルは自然の中に包まれて暮らしていました。

ところがある時から、「自然がなにかおかしい・・・」と感じるようになり・・・

レイチェルはその原因を調査し突き止めて、人類の環境への意識や社会の考え方を大きく変えていったのです。

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10/28/2022

マリー・キュリー

作・デミ
訳・さくまゆみこ
光村教育図書

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12/28/2020

せかいでさいしょにズボンをはいた女の子


作・キース・ネグレー
訳・石井睦美
光村教育図書

女性がズボンをはくことを禁止されていた約150年前。

そんな時代に抵抗して、颯爽とズボンをはいて歩く少女がいました。

後に軍医としても活躍するフェミニストのメアリー・E・ウォーカーの幼少期を描いた絵本です。

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