「バーバ・ヤガー」あらすじと感想
『バーバ・ヤガー』はロシア民話をもとにした名作で1月12日の誕生絵本です。
昔ながらの怖いけれど心に残るお話に、幻想的で美しいイラストがたっぷり詰まった作品です。
“バーバ・ヤガー”って名前、ちょっと不気味に聞こえるかもしれませんが、物語の中には勇気と知恵の大切さがぎゅっと詰まっているんです。
文・アーネスト・スモール
絵・ブレア・レント
訳・こだまともこ
童話館出版
1998年
あらすじ
主人公のマルーシャは、ある日カブを買うために町へ出かけました。
でも、途中で大事なお金を落としてしまいます。
困ったマルーシャは「森に行けば、もしかしてカブがあるかも!」と思い立ち、森の奥深くへ進んでいきました。
しかし、その森には人を食べる恐ろしい魔女、バーバ・ヤガーが住んでいたのです。
捕まってしまったマルーシャは食べられそうになりますが、決して諦めません!
持ち前の知恵を働かせて、見事この危機を乗り越えていくのです。
তততততত 感想 তততততত
バーバ・ヤガーは確かに怖い存在ですが、この絵本が伝えるメッセージは「恐れずに立ち向かう勇気」と「知恵をもって自分の力を信じること」
どんな困難に出会っても、解決策は必ずあるんだよ、と教えてくれる気がします。
何かとストレスのかかる現代社会では、さまざまな困難やトラブルが不意に私たちに襲いかかってきます。
まるでマルーシャがバーバ・ヤガーに遭遇したみたいに…
そんなとき、慌てるだけじゃなくて、「他にどんな方法があるかな?」って一度立ち止まって考えてみましょう。
また、他人の助けを借りることも大切です。
マルーシャはバーバ・ヤガーからの危機を乗り越えるために、周りの状況や自分の能力を最大限に活用しました。
私たちも日常生活で周りの人たちやモノをを有効に活用することで、より良い結果を得ることができるかもしれません。
マルーシャのように、柔軟な思考を持ちたいなって思いました。