「ロッタのひみつのおくりもの」あらすじと感想
『ロッタのひみつのおくりもの』は4月19日のです。
この季節になると、なんだか心がやわらかくなるような気がしませんか?
新しいことが始まりそうな予感に満ちていて、空の色もいつもより明るく見えたり。
この絵本は、イースターをテーマにした作品なので、春の季節を存分に楽しむきっかけにもなりますよ。
文・アストリッド・リンドグレーン
絵・イロン・ヴィークランド
石井登志子岩波書店
1991年
絵・イロン・ヴィークランド
石井登志子岩波書店
1991年
あらすじ
イースターの時期になり、ロッタはどんな楽しいことをしようか色々考えます。
魔女の仮装をしたり、ウサギからのプレゼントを見つけたり、ロッタのワクワクは止まりません。
けれど、そんな楽しい日々のなかで、ちょっとした“事件”が起こってしまいます。
感想
この絵本は、イースターの楽しい雰囲気と、ロッタの心の成長が描かれています。
子どもたちは、ロッタと一緒にワクワクしながら、イースターの風習や喜びを体験できます。
そして、ロッタの行動を見ていると、「子どもの素直さ」って、ほんとうに大切な宝物だなって感じます。
大人になると、つい効率や常識を優先してしまうけれど、 「自分の“ワクワク”を信じて動くこと」って、すごく大切。
ロッタはそれを、まっすぐに思い出させてくれます。
この絵本を読んだあとは、 「今日はどんなことにワクワクしよう?」って、 自分にも小さな冒険をプレゼントしたくなるはずです。