1959年
有名な日本昔話「さるかに合戦」の絵本です。
独特の方言の言い回しがなんとも味わい深く、大人も子どももリズミカルに読めて楽しめます。
毎日バリバリ走っていた機関車のやえもんですが、すっかり年をとってしまいました。
走れなくなった機関車はくず鉄にされることになっているのですが、ある日、交通博物館の人がやえもんを欲しいと言ってきました。
果たしてやえもんの運命は??
1975年
少年マックスはオオカミの着ぐるみを着ていたずらをした罰で、夕食を食べさせてもらえず寝室に閉じ込められてしまいます。
ところがいつの間にか寝室は森になって、そこは「かいじゅうの国」でした。
マックスは思う存分暴れはじめますが、そこにいたのは・・・
1982年
ハイキングに出かけた11ぴきのねこたち。
行く先々に「花をとるな」「橋を渡るな」などの立て札が。
でも、ねこたちはお構いなしに花を取り、危険な橋を渡ってしまい、そして「入るな」と書いてある大きな袋に入ってしまいました。
すると・・・最後にはルールを守って帰るねこたちでした。
1985年
竜宮城のお姫さまが病気になっってしまいました。
病気には猿の生き肝が効くというので、クラゲとカレイがサルをだまして竜宮城に連れてきました。
しかし、2匹が「生き肝をとられることもしらんと…」と話しているのをサルが聞いてしまいます。
サルは知恵を働かせて地上に逃げてしまい、カレイとクラゲは罰を受けてしまいました・・・
1994年
京の都の羅生門に住んでいる鬼は怪力ですが、都見物が好きな優しい鬼なんです。
ある日、京見物に出かけたい鬼は、うどん粉の白塗りで女に化け、笠をかぶって出かけます。
2005年
リサが洗濯物を竿に干していると靴下が片方風で飛ばされてしまいました。
それを見つけたはりねずみのハリーにすっぽりかぶさって、針が刺さって抜けなくなってしまいます。
心の中では動揺しているハリーですが、仲間の心配をよそに気丈にふるまいます。
そのことがのちに、とんでもない騒動になるのですが・・・
2018年
本屋のポンチョは、大好きな本に囲まれて貧乏ながらも幸せに暮らしています。
ポンチョはよく本にメモを書き込んだり、ページを折ったりしてしまうので、どんどん売る本がなくなってしまいます。
ところがある日、女の子が訪れてその本を欲しがります。
「しるしのおかげでポンポンポンチョの ドキドキワクワクよくわかるこれは せかい にひとつだけ とってもステキな『しるしぼん』」
ある日、店が火事になってしまい、ポンチョは大切なものを取りに本屋に飛び込んでいきました。
2019年
学校に向かう途中で、友だちのお母さんから「学校楽しい?」って聞かれたぼく。
「そういえば、学校ってなんだろう?楽しいってどんな気持ちなんだろう」とぼくは考えてしまいました。
がっこう/ たのしい/ うそ/ 友だち/ しあわせ/ 自分正義/ ゆるす/ 自立/ 立場/ ふつう/ 夢の12のテーマを「なんだろう」と徹底的に追求した絵本です。