1972年
りんごのき |
文・エドアルド・ペチシカ |
小さな男の子マルチンは、雪にうまったりんごの木を見つけました。
りんごの実がなるのが楽しみです。
そして春、りんごの木に花が咲きました。
夏には大きなりんごの実が2つ。
秋には実が赤くなりました。
りんごの木を通して美しい四季が描かれます。
1987年
とんとんみーときじむなー |
作・田島征彦 |
沖縄のガジュマルの木には、ふしぎな力を持つきじむなーが住んでいます。
きじむなーは少年とんとんみーと友達なんです。
1991年
ベトちゃんドクちゃんからのてがみ |
文・松谷みよ子 |
ベトナム戦争で米軍の枯葉剤の犠牲となったベトちゃんとドクちゃんの兄弟。
彼らの現状や訴えを知ることで、平和への願いを託す絵本です。
1993年
とけいのほん1 |
作・まついのりこ |
ちび(短針)とのっぽ(長針)が散歩をしたら、どんぐりぼうやがとおせんぼ。
どんぐりぼうやは、「今何時か教えてくれたら通してくれる」と言ってきます。
そこで、ちびとのっぽは、協力してどんぐりぼうやに時計の見方を教えてあげました。
とけいのほん2 |
作・まついのりこ |
ちび(短針)とのっぽ(長針)が道に迷って、おばけと一緒に遊びます。
「いま 何時?」
『とけいのほん1』に続く、時計の見方が分かる絵本です。
1998年
さるのオズワルド |
作・エゴン・マチーセン |
毎日楽しく暮らしていたオズワルドたちのところに、いばりん坊のボスざるがやってきました。
オズワルドはボスざるに食べ物をとらされるなど色々命令されても我慢して何も言えません。
でも、とうとうある日、オズワルドが「いやだ!」と叫んでみんなの気持ちを訴えます。
2004年
まゆとおに |
文・富安陽子 |
まゆは山姥の娘です。
ある日、出会った鬼がまゆを煮て食べようとお湯を沸かし始めますが、まゆはそんなことは知らずにお湯が沸くお手伝いをしています。
そしていよいよお湯が沸いて鬼がまゆを鍋に入れようとすると、まゆは「お先にどうぞ」と鬼を鍋に放り込んでしまい・・・
2009年
ダッシュだ、フラッシュ! |
作・ドン・フリーマン |
2匹のダックスフントのフラッシュとシャッセは、犬小屋に一緒に住んでいます。
メスのシャッセは働き者でしたが、オスのフラッシュは毎日昼寝ばかりしている怠け者。
でも、生きるためには自分たちで仕事をして食べ物をもらわなくてはいけません。
シャッセに何回も言われて、フラッシュはしぶしぶ仕事に向かいます。
2010年
わにわにのおおけが |
文・小風さち |
わにわにが工作中に、ハサミで指先を少し切ってしまいました。
わにわには薬を塗って、包帯をぐるぐる巻きます。
でも心配でもっとぐるぐるぐるぐる巻いてみます。
包帯でぐるぐる巻きになったわにわにが作った工作とは何だったんでしょうか?
チョコレートパン |
作・長新太 |
チョコレートの池にこんがり焼けたパンがつかったら、チョコレートパンのできあがり。
そこへゾウがやってきました。
ウサギもリスもネズミもやってきました。
さてさて、動物たちがチョコレートの池に入ったらどうなるのでしょうか?
2014年
みやこのいちにち |
作・小西英子 |
山に暮らすこぎつねの女の子、こんはみやこに行ってみたくてたまりません。
でもまだ上手に人間に化けられないので、じいちゃんぎつねはなかなかみやこに連れて行ってくれません。
それでとうとう、じいちゃんの荷物にこっそり忍び込んでみやこにやってきちゃいました!
みやこでこんは少年に化けたたぬきのたぬきちに出会い、楽しいみやこのいちにちは過ごします。
とけいのあおくん |
文・エリザベス・ロバーツ |
あおくんは時計屋さんに置いてある小さな青い目覚まし時計です。
ある日、ある男の子があおくんを買って、お父さんにプレゼントしました。
お父さんはさっそくあおくんを7時にセットしました。
あおくんは生まれて初めて、自分1人でベルを鳴らせるかどうか心配でドキドキしっぱなしです。
2020年
うさぎがいっぱい |
作・リチャード・スキャリー |
うさぎがいっぱい! うさぎだらけの絵本!
しっぽが綿みたいに白いワタオウサギ
足が大きいカンジキウサギ
やわらかくてふわふわアンゴラウサギ
長いたれ耳のロップイヤー
あなたはどのうさぎが好き?
2022年
はるがきた |
文・ジーン・ジオン |
町のみんなが待ちわびている春がなかなか訪れません。
町全体が暗くなる中で、小さな男の子が「春を呼ぶ」アイデアを思いつきます。
さっそく、男の子は町のみんなを巻き込んで春を呼び寄せます。