
1978年
いたずらおばけ |
イギリス民話 |
おばあさんが道ばたで大きな壺を見つけました。
なんと中には金貨がぎっしり!
おばあさんが壺を引きずりながら金貨の使い道を考えていると、壺は銀の塊→鉄の塊→石と変わっていきます。
それでもポジティブなおばあさんは次々に"良いこと"を思いつき笑いが止まりません。
1994年
おとなしいめんどり |
文・ポール・ガルドン |
めんどりがイヌとネコとネズミと一緒に暮らしていました。
めんどりばかりが働き者で、ほかの動物は何もしてくれません。
ある日、めんどりが小麦の種を見つけても誰も植えてくれません。
「誰か植えてくれる?」「いやだね」
小麦が実っても誰も刈り取らず、めんどりがすべて刈り取りお菓子まで作りました。
「誰か刈り取ってくれる?」「いやだね」
「誰かお菓子作ってくれる?」「いやだね」
最後にめんどりが言いました。
「誰か、お菓子食べる?」
1995年
マイク・マリガンとスチーム・ショベル |
作・バージニア・リー・バートン |
マイク・マリガンとスチーム・ショベルのメアリ・アンはずっと一緒に仕事をしてきました。
メアリの仕事ぶりは「100にんのにんげんが、1しゅうかんかかってほるくらい、1にちでほってしまえる」ほどで、たくさんの仕事をこなしてきました。
ところが、最新のショベルが開発されてメアリの仕事はなくなってしまい、2人は仕事を求めて遠くの街までやってきました。
メアリー・アリス いまなんじ? |
文・ジェフリー・アレン |
あひるのメアリー・アリスは町の会社の時報係です。
毎日かかってくる時刻の問い合わせに、はっきり正確な時刻を伝えています。
ところがある日風邪を引いてしまい、会社を休むことに。
しかし、メアリーの代わりに集められた動物たちは一癖も二癖もある仕事ができないものばかり・・・
街の人たちは時刻が分からず大混乱です。
2002年
ぐりとぐらのあいうえお |
文・中川李枝子 |
「あさ いもほり うでまくり えんやらやっと おおきなおいも」
「なんとまあ にんじん ぬいたら ねっこのひげが のびほうだい」…
こんな、「あいうえお」など、50音を文頭においたリズミカルなぐりとぐらの言葉遊びの絵本です。
ぐりとぐらのおおそうじ |
文・中川李枝子 |
長い冬が明けたら、ぐりとぐらの家の中はほこりだらけ!
「大掃除をしよう!」
でもほうきも雑巾もはたきもボロボロで使えません。
そこでぐりとぐらはぼろ布を体中に巻き付けて、ダイナミックな大掃除の始まりです!
2011年
ノアの箱舟 |
文・ハインツ ヤーニッシュ |
神はノアに言いました。「この世のすべては大洪水によって洗い流される。しかし、お前とお前の家族は生き残らせてやろう。」
ノアはこの世のすべての動物を乗せる箱舟を作り始めます。
旧約聖書でよく知られている「ノアの箱舟」の絵本です。
2012年
でんでんむしのかなしみ |
文・新美南吉 |
でんでんむしの背中には"かなしみ"がつまっているのです。
このかなしみをどうすればよいのか分からず、でんでんむしは他のどんでんむしに会いに行きました。
そして、でんでんむしは気が付きました。
「かなしみは誰でも持っているのだ」
かなしみを持つことで、他人への思いやりや優しさを大切にしようと思える絵本です。
2018年
密林一きれいなひょうの話 |
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ひょうがくしゃみをし目を手覚ましたら、ご自慢のきれいな"はんてん"が3つしか残っていませんでした。
ひょうは消えた“はんてん”を探しに密林を探し回っていたら、残っていた"はんてん"も失くしてしまいました。
果たしてひょうは"はんてん"を取り戻して、「密林で一番美しいひょう」になれるんでしょうか?
2020年
ラブレターをもらったら |
文・アニカ・アルダムイ デニス |